【東京】腸もみ整体　セロトニンの発動条件と受容体

腸活には腸もみ整体がおすすめです。

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腸元氣堂です。

一般的にセロトニンは幸せホルモンとして認知され

ストレスが原因でセロトニンの分泌が抑制させると思っている方は多いと思います。

なのでリラックスしてセロトニンを促しましょうということをよく耳にすると思います。

先日読んだ論文によると

ストレスなどによって遊離促進されるセロトニンもある様です。

そのために腸管が刺激され下痢になり

そのためにそれを阻害する薬物を投与する方法を解説していました。

『この5―HT3受容体拮抗作用薬がIBSに効果が認められる理由としては「神経伝達物質であるセロトニンは，消化管運動に大きく関与していることが判明し，ストレスなどによって遊離促進されたセロトニンが，腸管神経に存在する5―HT3受容体を活性化することで消化管運動を亢進させ，便通異常を引き起こす」と考えられているからである。さらに，腸が受けた刺激によってもセロトニンが遊離し，求心性神経終末の5―HT3受容体に結合することで脳に痛みが伝わ るともいわれている。

したがって，5―HT3受容体拮抗作用薬は，5―HT3受容体を選択的に阻害することで消化管運動亢進に伴う便通異常（下痢・排便亢 進）を改善するとともに，大腸痛覚伝達を抑制し，腹痛及び内臓知覚過敏を改善することが確認されている。このことについて今までの臨床試験などか ら，ラモセトロンの有効性を示す結果が得られている。』

こちら参照→『過敏性腸症候群の新しい治療薬 ―セロトニン 5―HT3 受容体拮抗薬―』

また、セロトニンと腸管の関係性として気になったのが

下記の論文で

消化管にはセロトニン受容体があり、

消化管運動を

「亢進するセロトニン受容体」と

「抑制するセロトニン受容体」があるということです。

この論文は薬の開発に貢献する内容になってますが、

私としてはその「亢進」と「抑制」の相反する受容体に

セロトニンが結合するまでの

結合条件など(身体の状態や精神状態、その他)があるのかが知りたいところです。

『消化管に存在するセロトニンは生体内全セロトニン量の約90％に当り，その大部分は腸クロム親和性細胞で合成，貯蔵され，一部は神経内に もある。これらの部位から放出されたセロトニンは ，その標的であるセロトニン受容体に結合して作用を発現する。セロトニン受容体には多 くのサブタイプがあるが，消化管運動機能に関係する受容体は5HTI，5HT2，5HT3，5HT4の4種類である。特に5HTI，5HT3，5HT4の受容体は，消化管運動にとって最も重要な副交感神経上に存在し、 この神経活動を調節する機能を持っている。5HT1受容体が刺激されると，副交感神経活動は低下してアセチルコリン(ACh)の放出が減少するために消化管運動が低下する。5HT3受容体と5HT4受容体のいずれが刺激されても，副交感神経活動は上昇してAChの放出が増加するために消化管運動が亢進する。即ち副交感神経活動に対して，5HTl受容体は抑制性、5HT3受容体と5HT4受容体は興奮性である。シサプリドは5HTI受容体をブロックし、5HT4受容体を刺激する。即ち，抑制性受容体をブロックして ブレーキを解除し，興奮性受容体を刺激してアクセルを踏み込み，副交感神経活動を上昇させるので，AChの放出が増加する。従って，シサプ リドは，消化管運動を亢進させる薬物として極めて有用であると考えられる。』

こちら参照→『ランチョンセミナー3「セ ロトニンと消化管運動」』

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